Goodbye DXMer

日々のこと、ドラッグのこと、音楽とサイケ真理

幻想と孤独感の緩和

5月14日

 

投薬 DXM 30mg/錠

 

今回の投薬目的

快楽と幻想の追求、オブレート使用による作用時間の変化を知ること。

 

15:10 16カプセル 480mg投薬 オブラートを使用

オブラートが薄く、口内で破れるかと思ったがレッドブルで飲み干した。

16:19 タバコを吸うが変化は感じられない

味覚変化での確認

16:54 4カプセル 120mg投薬 オブラートを使用

17:30 少しふらつく

投薬より2時間20分、作用が出るのは通常3時間から4時間後とされる。

17:46 ようやく少しずつ回ってきた気がする。

17:52 眼圧が徐々に上昇 耳鳴りがする

17:55 後頭部が熱い

投薬からおよそ3時間、効果が現れ始めている。

DXMは脳内温度が上昇するため暑く感じられるのかもしれない。

耳鳴りは共通なのかわからないが、自分の場合回ってきた証拠である。

18:18 思考に歪み

18:55 顔が熱い

19:02 痛覚が鈍ってきた

顔が火照ったのち、ビンタを何度か強めにするが痛覚はないに等しくなっていた。

回りの確認として痛覚は良い目安となる。

19:07 ひきつりと熱、DXMがきた

この辺りで既に眼圧は上がりきり、認識も壊れていた。

19:14 Underworld

その時聞いていたアーティストの名前である。トランス系なのだが薬物と音楽の相性はおかしくなるほどに良い。リズムを聞く度に精神が高揚し、この日のこの時のためにあるかのような運命性や必然性を感じるようになっていた。この音楽を聞くことは運命だ。神でもなんでも良いが定められたことなんだと感じた。

20:36 たのしい

完全にトリップしている。思考はループにはまり、同じことを繰り返す。

記憶は失われ、若干の感覚だけが体に残る。

21:13 帰ってきた

ループの中他の人間と話していたが、少なくとも8回はループを繰り返したらしい。時間感覚は延長を繰り返し、既に自分がどのくらいラリっているのかわからなかった。

そして話している人物さえ、気づいたらそこにいる状態だ。何度も誰か尋ねた。

21:40 楽しみトリップ

約4時間後から6時間ほどがピークでこの後2時間ほど記憶が欠落している。

このメモから予測するに、僕は飛ぶことがわかっていたのかもしれない。

トリップ中の世界は全てが感覚で支配される。言葉はないに等しいのだ。

0:09 感覚最大

記憶を失うトリップを終え、現実に帰ってきた。

感覚は最大まで研ぎ澄まされていたように思う。

0:13 ループの向こう

ループ思考が終わり、記憶も失わなくなった。

0:27 タバコが本来の味

タバコを吸ったが味覚はまだ通常ではなかった。しかし感覚的にこれが本当の味なんだと感じた。だからこう書いたのだろう。

 

今回のトリップはとても良かった。

バッドに入ることはなかったし、幻覚では高層階にいるようなものや天井に物語を見ることができた。

オブラートに関しては作用時間は変わらないが、大量摂取の際は非常に飲みやすくなるアイテムとして重宝したい。

孤独感はなくなった。全能感のせいだろう。

幻想が時折恋しくなるが、耐性を考え次はまた少し開けることにしようと思う。